1年生7人で始まった中学部、4月の始まりの様子をお伝えします。
毎朝の「ハッピータイム」では日頃、身の回りで起こること思っていることをみんなに伝えます。
お家での様子や、最近はまっていること、通学路の電車でのできごとなど
色んな話が出て、誰かの話で思い出したことで他の人から新しい話が生まれたりする楽しい時間です。
最初は、通学方法が長い距離の徒歩や自転車、電車の人もいるので「つかれている」という話も多く出ていましたが
最近では慣れてきた様子です。
初めに席を決めました。中学部の机は大阪ガスさんからご寄付いただいた長机です。
1つに2人で座ります。
「境界線がわからない」と誰かが言ったので「また話し合って決めよう」
と言ってその日は終わりました。
次の日の休み時間になると、1人が「マスキングテープを持ってきた」と言うと
何人かが2階からメジャーを持ってきました。
長さを測って半分を計算してテープで境界線を引いていきます。
いくつか引いた後に「机をくっつけると長さをいちいち測らなくても線が引ける」
というアイデアが出て、素早く実行。
数分で学習する机のひとりひとりのスペースが出来ました。
自分たちの身の回りのことを自分たちで考え、協力して進めていく姿でした。
頼もしいですね。
他にもプロジェクトでは早速何人かでクッキングに挑戦したり、(→餃子をつくりました)
ルールのことなど学校の中のことを話し合って決めていっています。
机も自由に動かせるので、その時の状況に合わせてアレンジします。
話し合いでは、お互いの意見が違っていて調整が難しい場面も出てきています。
これからもっとやり取りを重ねて、たくさん学んでいきます。
(J.S.)